建設業専門!中央行政Blog
6月もあと少しです。
今年も半分が過ぎようとしています。
7月、中央行政は繁忙期となりますが、年々、お客さまのご協力もあり、和らいできています^^
3月決算の決算年度報告・経審書類の準備を6月中に纏めていただいているためです。
これは、ほんとに感謝感謝です!
この件に限りませんが、いつもお客さまに恵まれているなぁと感じています^^
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≪ 民間工事を一括下請負に付した場合でも主任技術者は配置する? ≫
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今週、ご相談を受けた内容です。
A社が民間の発注者から3,000万円で請負った機械器具設置工事を、事前に書面による発注者の承諾を得て、B社に2,700万円で一括下請した場合、A社は主任技術者を配置しなければならないのか?
また、専任で配置しなければならないのか?
建設業法では、あらかじめ発注者の書面による承諾を得た場合は、一括下請負の禁止規定を適用しないとしているのみであり、技術者の配置の規定が適用されないことにはなりません。
よって、A社は、主任技術者を配置しなければなりません。
また、専任性を要する金額でもあるため、専任で配置することが必要です。
ちなみに公共工事については、発注者の承諾にかかわらず、一括下請負は全面的に禁止されています。
いつもご覧いただきありがとうございます!/行政書士 平賀 猛
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湿気が・・・
多いと体力が吸い取られているような感じがしますね(汗
ここ数年、秋が一番過ごしやすいなと感じるようになりました。
若いときは、夏!だったのですが^^;
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≪ 建設業許可通知書のあれこれ ≫
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建設業の許可を取得すると、「許可通知書」が発行されます。
最近では、元請業者や発注者に、許可通知書を提出してくださいと言われることも多いと思います。
この許可通知書、
発行は、許可申請するごとに1度だけとなっています。
よって、紛失してしまったから、再発行してください!と申請しても、再発行はしてくれません。
また、会社名や代表者名が変更したので、新しい通知書を発行して欲しい!とお願いしても、やはり発行はしてくれません。1度きりなんです。
そんな場合は、現在、建設業許可業者であることを証明する「建設業許可証明書」というものを発行してくれます。
変更届を提出していれば、商号や代表者が変更されていても、変更後の内容で証明を受けられます。
ただし、過去に許可を得ていたことの証明は出ません。
許可証明書は、現在有効な許可についての証明のみです。
いつもご覧いただきありがとうございます!/行政書士 平賀 猛
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今週、東京はやっと梅雨らしい天気になってきました。
先週から外勤している時間が長くなってきましたので、衣服が毎日濡れまくりです(汗
さて、みなさん、建設業に限りませんが、事業の承継について考えておられるでしょうか。
最近、ご相談を伺っていると、難しいなぁ、簡単にはいかないなと感じることが多いです。
できる限り早く対策するべきだと感じています。
小規模の会社であっても、組織化していくことが必要ですね。
建設会社であれば、経営業務管理責任者等の対策は必須です。
当事務所は、行政書士、司法書士、税理士の合同事務所となっていますので、事業承継・相続のご相談も承っております^^
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≪ 一式工事における専門技術者の配置 ≫
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先日、ご相談に来られたお客さまの質問のひとつです。
建築一式工事を請け負ったが、その内容である電気工事などは、許可が無くても施工して構わないのでしょうか?
一式工事の内容である他の工事(電気工事等。軽微な建設工事は除く)を自ら施工しようとするときは、当該工事に関し主任技術者の資格を有する者(=専門技術者)を置かなければなりません。
もちろん、一式工事の監理技術者や主任技術者が、それら他の工事の資格があれば兼務してもOKです。
また、自ら他の工事に係る技術者を置くことができない場合は、当該工事の許可を有する業者に下請負させなければなりません。
附帯工事における技術者の配置についても同様の考え方です。
いつもご覧いただきありがとうございます!/行政書士 平賀 猛
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中央行政事務所では、HPにもあるせいか、機械器具設置工事や電気通信工事業の取得希望のご相談が多いのですが、実際、新規申請されるお客さまの許可業種を見ると、そうでもありません。
最近を見ても、電気、管、内装などの方が多いです。
その理由の一つとして、機械や通信の許可は、専任技術者の要件である資格の種類が少ないためです。実務経験なしで取得できるのは、技術士しかありません。
この技術士資格を見かけることは稀です。
世の中多くの資格がありますが、機械や通信に該当するのはないんでしょうかね^^;
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≪ 同一営業所内の兼務 ≫
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よくご相談いただく内容です。
「経営業務管理責任者や専任技術者は、常勤でなければならない」
とされているが、子会社が同一の事務所内にある場合、双方の会社の常勤として、経営業務管理責任者等を兼ねることはできるのか?
常勤とは、原則としてその営業所において、休日その他勤務を要しない日を除き、毎日所定の時間中、その職務に従事していることをいいます。
勤務場所が同一であっても、営業体が異なる以上、双方の常勤とは認められず、兼ねることはできません。
経営業務管理責任者で、親会社の取締役(常勤)、子会社の取締役(非常勤)のようなことはよくあると思いますが、この場合は、親会社における常勤性が確認されれば親会社の経営業務管理責任者として認められます。
ただし、子会社(非常勤)の代表取締役を兼任している場合は、その会社で他の常勤している代表取締役がいることが必要です。
いつもご覧いただきありがとうございます!/行政書士 平賀 猛
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